Blender 2.82
概要
通常のボーンでは面倒な動きをBone Constraintを使うことでより楽に制御できるようになる。
しかしFBX出力時にBone Constraintの情報は失われてしまうので、デフォルト設定だとうまくアニメーションを出力することが出来ない。
Bone Constraint設定例
![](https://pepophilia.com/wp-content/uploads/2022/10/Animation.webp)
ルートボーン(Hip)にはStretch Toボーンコンストレイントを設定していて、矢印型リグのTransformによって体が伸び縮みするように設定をしている。
![](https://pepophilia.com/wp-content/uploads/2022/10/image.png)
HeadボーンにはDamped Trackボーンコンストレイントを設定していて、目のような形のリグの方向を向くようにするように設定をしている。
![](https://pepophilia.com/wp-content/uploads/2022/10/image-1.png)
通常のFBX設定だとボーンコンストレイントを使ったアニメーションはベイクされないため、Unity等に持っていってアニメーションを再生しても上手く動かない。
解決策
FBX出力設定のKey All Bonesのチェックを外して出力することでボーンコンストレイントによって影響を受けたボーンのTransform, Rotation, Scale値がそれぞれのキーに直接含まれるようになる模様。
![](https://pepophilia.com/wp-content/uploads/2022/10/image-2.png)
マニュアルの説明欄には「TODO」と記載されていて全く情報が無くてハマった…
これでUnity上でも同じように動く
![](https://pepophilia.com/wp-content/uploads/2022/10/Animation-1.webp)