症状
とあるシーンで敵キャラの表情が見えるように、画面の左上あたりにメインカメラとは異なるサブカメラを設置した。
![](https://pepophilia.com/wp-content/uploads/2024/05/スクリーンショット-2024-05-16-231615.png)
カメラの設定はこんな感じで、Cinemachine用にメインカメラとは別のレイヤーに設定したり、Viewport Rectをいじって画面左上あたりにそのまま表示していた。
![](https://pepophilia.com/wp-content/uploads/2024/05/スクリーンショット-2024-05-16-232144.png)
メニューを開くとUIイメージに設定したシェーダーによってゲーム画面に全体的にブラーが掛かるようになっているが、
![](https://pepophilia.com/wp-content/uploads/2024/05/スクリーンショット-2024-05-16-231653-1.png)
サブカメラがONの時にメニューを開くとサブカメラの画面が大きく引き伸ばされてブラーが掛かってしまう。
![](https://pepophilia.com/wp-content/uploads/2024/05/スクリーンショット-2024-05-16-231635.png)
原因
UIブラーのシェーダーはネットで引っ張ってきたものなのでよくわからないけど、複数カメラを同じディスプレイに描画していることでシェーダーが良くない順で処理してしまっているのかも。
対策
シェーダー側で対策することは諦めて、サブカメラの映像をそのまま描画しないようにする。
具体的には、レンダーテクスチャを作成して、
![](https://pepophilia.com/wp-content/uploads/2024/05/スクリーンショット-2024-05-16-233014.png)
敵キャラ用のサブカメラ映像をレンダーテクスチャに書き込むように設定して、
![](https://pepophilia.com/wp-content/uploads/2024/05/スクリーンショット-2024-05-16-233049.png)
RawImageオブジェクトにレンダーテクスチャを設定してサブカメラの表示を実現する。
![](https://pepophilia.com/wp-content/uploads/2024/05/スクリーンショット-2024-05-16-233150.png)
これでサブカメラが表示されているときも正常にUIブラーが掛かるようになった。